運用補足メモ

注意事項

アマチュア無線機を使用するには、無線従事者資格及び無線局免許が必要です。業務用途に使用することはできません。DMRで使用する周波数はアナログモード/D-STAR/C4FMでも利用されています。電波はルールを守って正しく使いましょう。

MD-380にシンプレックス通信設定をしたところで、近所に通話相手がいないと当局のような状況に陥りますのでご注意ください。フレンド局を巻き込んで利用される事をお勧めします。

運用ルール

とちぎBS140 が実際にシンプレックス通信を行った経験からのメモとなります。

運用可能な周波数/区分

日本のバンドプランで、DMRが運用可能な周波数/区分は、[ 広帯域の電話・電信・画像 ] 、 [ 全電波型式 ] になります。

デジタルの呼び出し周波数は、DMRもデジタルモードなので D-STAR / C4FMと同じく、145.30MHz, 433.30MHzを使用しましょう。

430MHzでシンプレックス通信を例に取ると、

430MHz でDMRが使用可能な周波数 – JARL公開 バンドプランより (とちぎBS140 調べ)
周波数 ステップ 区分 代表的な電波型式及び通信方式
431.40 – 431.88MHz 20kHzステップ 広帯域の電話・電信・画像 FM(F3E), D-STARのDV(F7W)等
432.10 – 432.98MHz 20kHzステップ 広帯域の電話・電信・画像 FM(F3E), D-STARのDV(F7W)等
433.02 – 433.48MHz 20kHzステップ 広帯域の電話・電信・画像 FM(F3E), D-STARのDV(F7W)等
433.52 – 433.98MHz 20kHzステップ 広帯域の電話・電信・画像 FM(F3E), D-STARのDV(F7W)等
438.00 – 438.98MHz 20kHzステップ 全電波型式(実験・研究用) 電波の型式や運用形態を問わない周波数区分

アナログ呼び出し周波数の433.00MHz、非常通信周波数の433.50MHzはリストから除外しています。使用区別は改訂される場合があるので、JARLホームページなどで確認しましょう。

オススメとしては、デジタルのメイン周波数に近い、433.30 – 433.98 20kHzステップ を登録しておくと良いでしょう。アナログで質問を受けるのが恥ずかしい方は、438.00 – 438.98MHz 20kHzステップ をどうぞ。

参考サイト

設定で使用する用語

本説明は、BWT Lab.さんで配布されているMD-380 CPS日本語化ファイルで用いられている用語を記載しています。 BWT Lab.さんのサイト [ BWT Lab. MD-380機能&メモリー編集ソフトの日本語化 ]よりダウンロードを行い反映を済ませておいてください。

コール ID (Call ID)

以下の説明は、シンプレックス通信観点での説明です。

DMRでは、コール IDが一致しなければ通話や受信はできません。コール IDは[ 1 – 16776415 ]が設定可能です。(※2)

コール IDの設定は、デジタルコンタクト(電話帳のようなもの)で設定します。

コールタイプについて

[ コール ID ]と合わせて設定が必要な項目に、[ コールタイプ ]があります。コールタイプの選択肢には [ グループコール / プライベートコール / 全コール ] があります。

  • グループコール (Group Call) – コードが一致しなければ、周波数/タイムスロット が一緒でも通話はできません。
  • プライベートコール (Private Call) – 局毎や無線機毎にIDを割り振り、ダイレクトに呼び出す場合に使用します。
  • 全コール (All Call) – 同一周波数内で電波が届いている無線機に対して一斉通報がなされます(業務用途では、緊急通報などで使用されている模様)。

このグループコールをトークグループ(TG)と呼んでいるようです。

シンプレックス通信ではリフレクタ利用と違い、明確にトークグループの割り当ては決まっていないようです。ちょっと調べてみると、海外ではトークグループ 9 と 99 が使われているようでした。

とちぎBS140 では、とりあえず デジタルのメインチャンネルでは、ALL と、その他サブチャンネルには、TG : 9 を設定しています。

トークグループについて参考にしたサイトは下記の通り。(2018/7/17時点)

パラメータについて記載なし。

DMR普及促進プロジェクト さんのシンプレックス通信記事 サイト閉鎖?

 

メモリーに433.30~433.98でTG9-Privateの設定を作っておくと便利でしょう。

BWT lab. リフレクターを使用しない直接通信(シンプレックス通信) さんの記事より

 

For simplex traffic, the accepted standard in the amateur community is to use TG99 on TS1 with CC1.

海外事例 Amateur Radio Guide to Digital Mobile Radio

リフレクタを利用した時のトークグループについて

リフレクタを利用した通信の場合、トークグループは決められたものがあるので注意しましょう。

詳しくは、BWT lab.さんのサイトや、 BrandMeister Japanのサイトをご確認ください。

レピータースロット

シンプレックス通信では、1を利用します。

カラーコード

シンプレックス通信では、1を利用します。

レピーターで使われるもののようで、必要に応じてカラーコードを変えて使うようです。(レピータ局側のトーンスケルチみたいなもののようです)

ゾーン

Zoneとは、チャンネルを纏めたものです。

  • 国内無線機/受信機のバンク設定
  • スマホ電話帳で言うところのグループ(友人 学校 仕事など)
  • パソコンのフォルダとファイル

デジタル受信グループ

デジタル受信グループとは、受信用にコールグループを集めたものになります。送信時は、27144を使用するが、受信は、27144 と 27005 と 34567 の3グループで待ち受ける。といった場合に使用します。

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