MD-380 設定例

注意事項

本ページにて紹介をしている TYT MD-380 をアマチュア無線機として使用するには、無線従事者資格及び無線局免許が必要です。業務用途に使用することはできません。チャンネル設定を行う周波数はアナログモードでも利用されています。電波はルールを守って正しく使いましょう。

以下の内容は、MD-380のアマチュア無線局免許申請が済んでいる方向けです。保証認定取得方法などは触れません。

MD-380にシンプレックス通信設定をしたところで、近所に通話相手がいないと当局のような状況に陥りますのでご注意ください。フレンド局を巻き込んで利用される事をお勧めします。

430MHzでCQ DMRと出していると、アナログモードで「免許されているモードなのですか」、「違法ではないか(D-STAR,C4FM以外って何?)」と質問攻めに遭う事がありました。

本説明は、BWT Lab.さんで配布されているMD-380 CPS日本語化ファイルが適用済みの状態で行います。 BWT Lab.さんのサイト [ BWT Lab. MD-380機能&メモリー編集ソフトの日本語化 ]よりダウンロードを行い反映を済ませておいてください。

用意するもの

MD-380にシンプレックス設定を行うにあたって必要なものは以下の通りです。

  • MD-380本体
  • 設定用USBケーブル
  • 日本語化済みのMD-380設定環境
  • DMR ID(推奨)

DMR IDを設定しないでもシンプレックス通信は利用可能ですが、できる限り取得し設定しましょう。取得方法は、BWT Lab.さんのサイト [ BWT Lab. CCS7/DMR-IDを取得する ] を参考に。

設定手順/サンプルシナリオ

設定は目次に記載の流れで行います。

周波数は、433.30MHzから433.48MHzまでの10ch分を設定します。デジタルコンタクトには、以下コール IDを登録する事とします。

コール IDは架空の設定です
コンタクト名 コールタイプ コール ID 備考
TalkGroupALL 全コール 16777215
TalkGroup9 グループコール 9
TG27144 グループコール 27144
TG27005 グループコール 27005
TG34567 グループコール 34567
27144 は、ライセンスフリーラジオ(デジタル簡易無線)で使われているフリラ 秘話コードを参考にしました。27005 は、違法CB無線 4chの周波数を参考にしました。34567 は、パーソナル無線 列島移動群番号を参考にしました。

コールサイン、DMR IDの設定

MD-380設定ソフトウェアを立ち上げて、[ 一般設定 – General Setting ]を開きます。

赤枠内のコールサイン欄へ自局のコールサイン、DMR ID欄へ取得したDMR IDを設定します。

コール IDの設定

コールサイン、DMR IDの設定が終わったら、[ デジタルコンタクト – Digital Contacts ]を開きます。

画面イメージでは前述のコール IDを登録しています。シンプレックス通信では明確な取り決めは無いようですので、各自ローカル局と決めたコール IDを設定して使用しましょう。(2018/9現在)

リフレクタを使用される場合は、Brand meister Japanのサイトでコール ID(トークグループ)を確認してください。

補足説明:コール IDって何?

補足説明:コールタイプって何?

デジタル受信グループリストの設定

コール IDの設定が終わったら、 [ デジタル受信グループリスト – Digital RX Group Lists ]を開きます。

受信時、デジタル受信グループへ登録しているコール IDが一致した場合、受信が可能です。

補足説明 : デジタル受信グループリストって何?

チャンネルの設定

デジタル受信グループリストの設定が終わったら、[ チャンネル情報 – Channels Infomation ]を開きます。

DMR : デジタルチャンネルの場合

設定ポイントは3つあります。

a. TOTは制限なしも設定可能ですが、3分程度で設定しておきましょう。
b. チャンネル名は任意の文字列が設定可能です。周波数を入れておくと良いでしょう。また周波数は、20kHzステップで登録しておきましょう。
c. コンタクト名には、TX時に使用したいコール IDのグループを選択しましょう。グループリストには、RX時に受信したいコール IDの含まれたデジタル受信グループを選択しましょう。

アナログチャンネルの場合

設定ポイントは2つあります。

a. デフォルトでデジタルになっているかと思いますので、[ アナログ ]を選択します。
b. チャンネル名は任意の文字列が設定可能です。周波数を入れておくと良いでしょう。また周波数は、20kHzステップで登録しておきましょう。

その他はデジタルと同じです。

参考までに、アナログレピータ用のチャンネル登録をするには、

受信周波数にレピータ周波数、送信周波数を-5MHzシフトで入力。下段の[ CTSS/DCS エンコード ]で、88.5 を選択します。

ゾーンの設定

チャンネルの設置が終わったら、[ ゾーン設定 Zone Infomation ]を開きます。

1つのゾーンあたり16chまでなので、TX時に使用したいコール ID毎にゾーンを分けたり、周波数毎にゾーンを分けるなど、各自工夫して設定しましょう。

補足説明:ゾーンについて

本体へ書き込み

一通り設定が終わったら、完了です。 MD-380の電源を切った状態で、読み書き用USBケーブルを使ってパソコンに接続。接続したら、電源を入れます。

MD-380の電源が入ったら、ツールバー [プログラム] – [ データ書き込み ] を選択します。

[ 無線機へデータ書き込み ]ウィンドウが表示されたら、[ O K ] をクリックし、30秒程度で書き込みが完了します。

お疲れさまでした。

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